店販コラム「美容室 店販の参考書」

「具体的な数値目標」を言わない人は怪しい

160 ページ「 そもそも……断られるのは当たり前! 」より

「思考」と「行動」によって「結果」は作られます。

つまりどのような「目標」を立て、どのように「実行」したか?これによって結果が決まる。という訳です。すると、中には下記のような「目標」を立てる人が存在します。

 

  • 出来るだけ頑張る
  • ベストを尽くす
  • 一生懸命やる
  • 限界までやる
  • 自分なりにやる

 

「出来るだけやる」のは当たり前。で・・・どれだけ出来るのか?

「ベストを尽くす」は当たり前。で・・・どれがベストなのか?

「一生懸命やる」のは当たり前。で・・・どれが一生懸命レベルなのか?

「限界までやる」のは当たり前。で・・・どこが限界値なのか?

「自分なりにやる」のは当たり前。で・・・どれが自分なりなのか?

具体的じゃないので、どのくらいを目指すのかが全く分かりません。どのくらいやるのかが明確じゃないので、進捗の管理も出来ません。従って、助けることも協力することも出来ません。

また、目標自体が曖昧のため、エネルギーを出しにくい状況でもあります。もしかすると「意欲が無い」、「やる気が無い」などと疑いを持たれてしまう可能性だってあります。

「曖昧な目標」は「曖昧な行動」を生み出し、「残念な結果」で終わる確率を高めますので、目標設定について、軽く考えないようにしたいものです。目標を実行に移し、成果に結びつけるには原則が存在します。今回はもっとも分かりやすい目標設定のルールを掲載しますのでご活用ください。